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住まいの防災対策

地震対策

万一の地震に備えて

門塀
転倒の危険がないかチェックします。特に、ブロック塀などは危険だと思ったら専門家に見てもらい必要に応じ補強しましょう。
家具の転倒防止
たんすや食器棚などの転倒防止には、安定した配置に心掛けるとともに市販の金具などで固定することが有効です。
落下物
家具や棚に重いものを乗せることは、大きな地震のときには危険です。人が下にいる可能性がある高い棚などには、重いものを乗せないようにしましょう。
台所など火気を使う場所
火を使う器具周辺は整理・整頓して火事にならないようにします。
また、消火器などは、すぐに手の届く場所に設置しておきましょう。

地震がきたら

まず火の始末
使用中のガスコンロやストーブの火を消します。湯沸し器もお忘れなく。
つぎに出口の確保
地震の揺れによって、窓枠や戸が変形し戸や窓が開かなくなることがあります。揺れはじめたらできるだけ早く、戸や窓を開け避難出口を確保しましょう。
比較的大きな地震には、本震に続いて発生する余震や本震の前に発生する前震が起こることがありますので、揺れがおさまった後でも引き続き注意を要します。
地震の後の点検
  1. 地震のあと、住まいを十分に点検する習慣をつけましょう。
  2. 屋根瓦のずれ
  3. 基礎、外壁の亀裂
  4. 給排水管の漏水、ガス漏れ
  5. 建具の開閉
  6. 門塀の亀裂、傾き
大きな損傷個所を発見したときには、当協会にご連絡ください。

台風

台風は夏から秋にかけて南で発生し、やがて北上して日本に上陸し毎年大きな被害をあたえます。台風の規模や進路はあらかじめ予想されますので、テレビ、ラジオの台風情報に注意し十分な用意をしましょう。

台風が近づいたとき

雨とい
落ち葉や泥を取り除いて水はけをよくしておきます。また、雨といの接合部が外れていたり、受け金具が弛んでいないか確認し固定しておきましょう。
排水溝
敷地内の雨水は速やかに敷地外へ排出することが大切です。敷地内や周辺の排水溝、溜ますを点検し、雨水が速やかに流れるように掃除しましょう。
アンテナ
屋根の上などに設けられているアンテナは、台風の強風に耐えられるか確認しましょう。
雨戸のない窓
飛来物で建具やガラスが破損することが考えられる個所には、外部から板などで窓を保護しましょう。
植木
強風に枝が折れて建物を破損したり、電線などにひっかかっては大変です。添え木をしたり、張り出した枝や電線に近い枝などは切り落としておきましょう。

台風の襲来時

雨水の吹き込み
台風の襲来時には強い雨風が横殴りにたたきつけますので、思わぬところから雨水が吹き込むことがあります。あらかじめ各部屋にタオルやぞうきんを用意して備えましょう。もし、建物に雨水が吹き込んだ場合、その時の風の方向を記録しておくと後日の点検や補修に役立ちます。
窓ガラスが割れたとき
合板やビニールでガラスの割れた箇所に合わせて切り取り、梱包用テープなどで窓枠に固定します。これらの用意がないときは、応急的にたたみを立てて窓をふさぐようにします。放置すると風の侵入口となり、被害が家屋全体におよぶことになります。
 
台風が去ったら
住まい
風通しをよくして、濡れたものを早めに乾かしましょう。
切れた電線
感電の恐れがありますので、近寄らず、すぐ電力会社に連絡しましょう。
次のことを点検しましょう。
  1. 屋根の瓦のずれ、剥がれ、
  2. 雨どいのたわみ、外れ、詰まり
  3. 屋根の谷部分やバルコニーの排水口の詰まり
  4. 破風板、鼻かくしの損傷
大きな損傷個所を発見したときには、当協会にご連絡ください。

災害に備えて用意したいもの

停電にそなえて
懐中電灯・ろうそく
台風情報を聴くために
ラジオ(電池の確認を)
応急処置に備えて
金づち・のこぎり・ペンチ・カッターナイフ・釘・画びょう・ビニールテープ・板切れ・角材・針金など
万一に備えて
衣類・非常食・飲料水・医薬品
緊急避難に備えて
現金・預金通帳・印鑑・貴金属
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